インコちゃんは「苦労して食べる」のが大好きな理由
インコちゃんは「苦労して食べる」のが大好きな理由
シードの皮を器用にむきながら、夢中で食べるインコちゃん。
あの小さなくちばしで一生懸命つまむ姿は、見ている側までほっこりしますよね。
実はインコちゃんは、ただ食べ物を「もらうだけ」よりも、少し苦労して食べるほうが大好きだと言われています。
今回は、その理由に迫ります。
野生のインコちゃんは常に「採餌」をしている
自然界では、食べ物を探す行動=採餌(さいじ)が毎日欠かせません。
木々のあいだを飛び回り、落ち葉や果実の中から自分で餌を見つけて生きています。
飼育下のインコちゃんは「上げ膳据え膳」で退屈になる
一方、お家で暮らすインコちゃんは、食事の苦労がほとんどありません。
新鮮な餌がいつも容器に入っている状態はノーストレスですが、
活動的で遊びが大好きなインコちゃんにとっては「刺激が少なすぎて退屈」という問題を生みます。
そして、この退屈が積み重なると、インコちゃんによっては毛引きなどの自傷行動につながることもあります。
意外ですが、「暇すぎること」がストレスになってしまうのです。
隠された餌を探すのはインコちゃんにとって最高の遊び
そこでオススメなのが、餌探し遊び(フォージング)です。
少し見つけづらい場所におやつを隠して、探してもらうだけで、インコちゃんは大喜び。
自分で見つけて食べる“達成感”が、本能を満たしてくれます。
飼い主さんも一緒に楽しめる遊びなので、ぜひ生活に取り入れてみてください。
あわせて読みたい
毎日のごはん時間を、ちょっとした冒険に変えてあげるだけで、インコちゃんの生活の質はぐっと上がります。
ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。
コメント
コメントを投稿