インコちゃんにとっての毒〜テオブロミン〜
インコちゃんにとっての毒 〜テオブロミン〜
おやつを美味しそうに食べるインコちゃん──かわいいですよねぇ
先日「インコちゃんにチョコレートはNG」とお伝えしましたが、ここではその理由をもう少し詳しく、できるだけ分かりやすくご説明します。
テオブロミンとは?
テオブロミンは、チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれる成分です。自然界ではカカオ豆に特に多く含まれている成分で、以下のような作用があります。
- 気管支拡張作用
- 強心作用(心拍に影響)
- 利尿作用
- 血管拡張作用
- 中枢神経刺激作用
なぜ人間は平気で、インコちゃんはダメなのか?
人間はテオブロミンを体内で分解する能力が高いため、通常の量では問題になりにくいです。ところがインコなどの小動物(特に小型の鳥類)は、この成分をうまく分解できず、少量でも中毒を起こしてしまいます。
インコちゃんに起こる可能性のある症状
- 嘔吐や下痢
- 落ち着きがない・過度の興奮
- 震え(痙攣)
- 呼吸困難
- 最悪の場合、死亡
要点まとめ(飼い主さん向け)
- チョコレートは絶対に与えない。人間の「ちょっとだけ」も危険です。
- チョコレートを含むお菓子や製菓材料(ココアパウダー、チョコチップなど)にも注意。
- 誤食を防ぐため、テーブルやゴミ箱は必ず蓋をする・手の届かない場所に保管。
- 万が一誤食したら、すぐに獣医へ連絡。症状が現れる前でも相談を。
補足:「毒にも薬にもなる」という言葉が示す通り、ある物質は量や受ける生き物によって効果が変わります。人間にとって無害でも、インコちゃんにとっては猛毒になり得るのです。──
よくある質問(FAQ)
Q. アーモンドやナッツに含まれる成分は大丈夫?
A. ナッツ類の中にはインコちゃんに与えても問題ないものもありますが、塩分や添加物が含まれている市販品は避けるべきです。与える際は無塩・無添加のものを少量に。
Q. 誤食してしまったらどうすれば?
A. すぐに獣医さんに連絡してください。可能であれば、食べた物の種類と量、食べた時刻を伝えましょう。症状がなくても早めの相談が命を救うことがあります。
関連おすすめ記事(当ブログ内)
こちらの記事も合わせてどうぞ:
コメント
コメントを投稿