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インコちゃんの産卵と病気について

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インコちゃんの産卵と病気 発情抑制をしっかり頑張っていても、それでも インコちゃんが産卵 に至ってしまうことはありますよね。 体の小さなインコちゃんにとって、産卵は想像以上に体力と栄養を消耗する大仕事。 そこで今回は、 産卵後に起こり得る病気 について詳しくご紹介していきます。 ① 卵塞(らんそく) 卵が産道に詰まってしまい、自力で排出できなくなる状態です。 腹部が膨らんで苦しそうにしていたり、 長時間止まり木にじっとして動かない 場合には注意が必要です。 重篤になる前に、すぐに鳥類に詳しい獣医さんを受診しましょう。 ② 卵管脱 過剰な産卵によって腹圧が高まり、 卵管が外へ飛び出してしまう という症状です。 非常に危険な状態で、処置が遅れると命に関わります。 産卵を繰り返すインコちゃんには、特に注意して観察してあげてください。 ③ カルシウム欠乏 卵の殻を作るためには大量のカルシウムが必要です。 不足すると「軟卵」や骨の異常 など、様々な体調不良につながります。 ボレー粉 や 小松菜 などの野菜、 インコ専用のカルシウムサプリ を上手に使い、 ビタミンDを作るために日光浴 も取り入れていきましょう。 発情抑制はインコちゃんを守るため 産卵は命がけの行為です。 飼い主さんのちょっとした行動が発情を促してしまうこともあります。 背中を撫でる などのスキンシップは、知らず知らずのうちに発情を誘発する原因にもなりますので、 できるだけ控えるようにしましょう。 小さな身体でがんばるインコちゃんの健康を守るために、飼い主さんができることはたくさんあります。 どうか「うちの子は大丈夫」と思わずに、しっかりと日頃から発情予防と体調管理をしてあげてくださいね。

インコちゃんの避難用品

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インコちゃんの避難用品 突然襲ってくる自然災害。 そんな時、 インコちゃんと避難しなければならなくなったら …? 慌てず行動できるよう、 最低限必要な避難用品 をご紹介します。 いざという時、 さっと持ち出せるよう準備 しておきましょう。 ① シード・ペレット・栄養剤 常食のシードやペレットはもちろん、 新鮮な野菜の代わりに使えるインコちゃん用のビタミン剤 も忘れずに。 避難所では栄養の偏りが心配されますので、事前に準備しておくことが大切です。 ② 飲料水 インコちゃんの飲み水は 水道水 が推奨されています。 ミネラルウォーターは ミネラル過剰 となる恐れがあるため避けましょう。 ③ 移動用キャリー・ケース 避難には 小型で安全なキャリーケース が必要です。 1羽に1ケース を用意し、ストレスやケンカを防ぎましょう。 ④ 目隠しと保温のできる布 避難所の騒がしさや非日常の風景にインコちゃんが驚かないよう、 視界を遮る布 を用意しましょう。 保温性のある素材 であれば、なお安心です。 ⑤ 保温用品 電気のない環境 でも使えるカイロや毛布など、 寒さ対策 をしっかり。 インコちゃんにとって寒さは命取りです。 ⑥ インコちゃんの情報カード 万が一、離ればなれになってしまった時 のために、以下を記載した情報カードを準備し、ケージに取り付けましょう。 名前 性別・年齢 写真 持病・アレルギー 飼い主の連絡先 避難所のペット受け入れについて ペットの避難に関する対応は 自治体ごとに異なります 。 事前に地域の避難所へ確認 しておくことを強くおすすめします。 インコちゃんの命を守るために、準備を怠らないようにしましょう。

インコちゃんの羽の秘密

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  インコちゃんと暮らす飼い主さんの中には、今まで換羽で抜けた羽を大切に保管されている飼い主さんも多いのではないでしょうか? 大きな羽が抜けているのを見つけると、お宝を見つけたように喜んでしまいますよね。 そんなインコちゃんの羽ですが、保管してからかなり時間が経っていても全く色褪せないことを不思議に思いませんか? 昔買ったお気に入りの服は、だいたい色褪せてしまいますよね? でもインコちゃんの羽は、綺麗に保管していればいつまでも美しく、鮮やかな色を残し続けてくれます。 インコちゃんに限らず、鳥さんの羽の色は「構造色」と呼ばれるもので発色しているものが多いからだそうです。 これは羽の細かな凹凸に光が当たり、ぶつかり合うことで特定の色の光だけを反射していることで、その色に見えているのだそうです。 つまり、インコちゃんの羽は、染料や顔料で色がついているわけではなく、羽の構造そのもので色を作り出しているんですね。 このため、時間が経っても色あせにくく、何年経っても鮮やかなまま保たれるというわけです。 ちなみに羽の種類によっては色素によって色づいているものもあり、これらは経年によって多少色褪せることもあるそうです。 ですが保管方法さえ間違えなければ驚くほど長く、美しいままでいてくれます。 何年経っても昔のまま鮮やかな姿を残してくれるインコちゃんの大切な羽。 私たち鳥飼いにとってのお宝ですよね。 あなたのお宝自慢も、ぜひコメント欄でどうぞ。

インコちゃんの繁殖について〜考えるべき大切なこと〜

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  「インコちゃんが卵を産んだ!どうしよう!?」 そんなふうに驚かれる飼い主さんは少なくありません。特に初めてお迎えしたインコちゃんで、しかも一羽で飼っていたつもりだったのに…なんてケースでは、まさかの出来事に戸惑ってしまうものですよね。 インコちゃんの種類にもよりますが、一般的に産卵の時期は春と秋の年に2回と言われています。そして一度の産卵でおおよそ5個ほどの卵を産むとされています。 単独で飼っている場合は、もちろん無精卵であり、いくら温めてもヒナは孵化しません。しかしペアで飼っていた場合や、放鳥中に異性と交わっていた可能性がある場合、有精卵となっている可能性があります。もししっかり温め続ければ、20日ほどでヒナが孵ることもあります。 では、インコちゃんの繁殖についてどう考えればよいのでしょうか? 結論から言うと、飼い主さんに繁殖の意思がない場合には、必ず対策を取る必要があります。 インコちゃんは非常に繁殖力の高い生き物です。年に2回、それぞれ5個ずつの卵を産み、それが全て無事に孵って成鳥したとすれば、1年で10羽のインコちゃんが新たに増えることになります。 仮に繁殖を止めなければ、それが次の年も繰り返され、10羽が20羽、30羽とどんどん増えていきます。 問題は、それらすべてのインコちゃんを自宅でしっかりと飼い続けられるのか、という点です。毎日掃除し、健康管理をし、十分に愛情を注げるだけの時間とスペースと経済的余裕が本当にあるのか。もし途中で飼えなくなってしまった場合、行き場のないインコちゃんたちはどうなってしまうのでしょうか。 一部の方は、育てきれなくなったからといって、安易に譲渡したり、最悪の場合捨ててしまうという選択を取ってしまうことがあります。これはインコちゃんにとって非常に悲しく、そして危険な状況です。 繁殖を望んでいない場合には、発情を抑える工夫(栄養管理、環境の見直し、鏡や巣箱を置かないなど)を行うことが大切です。そして、ペアで飼っている場合には、繁殖のリスクもきちんと理解しておく必要があります。 インコちゃんの命はとても尊く、軽々しく扱ってよいものではありません。 インコちゃんの可愛さに魅了されて、一緒に暮らしたいと思う気持ちはとても素敵なことです。しかし、その「命を預かる責任」についても、ぜひ一度しっかりと考えてみてくださいね。

飼い主の不注意でインコちゃんは亡くなります

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  インコちゃんとの暮らしは、とても心癒されるものです。 その仕草ひとつ、鳴き声ひとつに毎日幸せをもらっている飼い主さんも多いことでしょう。 しかし、その可愛さゆえに、飼い主さんのほんのわずかな不注意が、取り返しのつかない事故につながってしまうこともあるのです。 今回は、実際に起きた事例の中から、特に注意していただきたい3つのケースをご紹介いたします。 どれも決して他人事ではありません。今一度、インコちゃんとの暮らしを見直すきっかけになればと思います。 --- ① 一緒に寝る インコちゃんは大好きな飼い主さんのそばで、安心して眠ることがあります。 放鳥中、飼い主さんの顔や手の近くでうとうと…そのまま一緒に横になってしまうこともあるでしょう。 しかし、人間は睡眠中、無意識に寝返りを打ちます。 その結果、小さなインコちゃんが下敷きになってしまうという痛ましい事故が実際に起こっています。 「そんなことあるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは本当に頻発している事故のひとつです。 インコちゃんと一緒に寝るのは絶対にやめましょう。 どれほど愛していても、たった一度の不注意で、大切な命を奪ってしまうことになります。 --- ② 部屋を歩く 放鳥中のインコちゃんは、飛ぶよりも歩く方が楽なので、部屋の床を歩いて移動することがよくあります。 大好きな飼い主さんのもとへ、ちょこちょこと歩いてくる姿はとても微笑ましく、日常の中の癒しでもありますよね。 しかし、放鳥していることを知らずに、他の家族が部屋に入ってきてしまったら―― その足元にいるインコちゃんに気づかず、踏みつけてしまうという事故が起きてしまいます。 実際にこのケースはとても多く、家族間でのコミュニケーション不足が原因になることもあります。 放鳥中は絶対に目を離さないこと、そして放鳥前には必ず家族全員に伝えること。この2点を守るだけで、防げる事故です。 --- ③ 人間の食べ物を安易に与える 「少しだけなら…」「これくらいなら大丈夫かも」 そんな軽い気持ちでインコちゃんに人間の食べ物を与えてしまう方も少なくありません。 しかし、人間は動物の中でも特に毒への耐性が強い生き物です。 人間が平気で食べているものの中には、インコちゃんにとって猛毒になるものもあるのです。 チョコレート、アボカド、ネギ類、カフェ...

インコちゃんの腹筋?実はとっても大事な役割が!

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  下から愛でるインコちゃんも最高に可愛いですねぇ。 ちょこんと止まり木にとまっていたり、腕の上でくつろいでいたりしている時、ふと下からインコちゃんを見上げると…? おやおや、お腹に縦の筋が入っているじゃぁないですか。 まるで腹筋のようにも見えるこの縦筋。インコ好きの間では「腹割れ」とも呼ばれ、なんとも愛らしいポイントとして知られています。 でもこの縦筋、ただの模様でも筋肉のラインでもないのです。実はとっても大事な場所なんですよ。 この縦筋部分には羽毛が生えておらず、皮膚がうっすらと見えている状態になっています。 なぜ、全身が羽毛でしっかり覆われているインコちゃんのこの部分にだけ、羽毛が生えていないのでしょうか? その理由は…「卵を直接、肌で温めるため」なんです。 つまりこの羽のない縦筋部分は、卵に体温がしっかり伝わるように進化した、命を育むための構造なのです。 この部分は「抱卵斑(ほうらんはん)」と呼ばれることもあります。 ちなみに、「卵を温めるのはメスだけ」と思われがちですが、実はこの腹割れ、オスにもちゃんとあります。 オスも一緒に卵を温める種類のインコちゃんも多いんですよ。 なんと素敵な夫婦愛…インコちゃんたちの世界も、実に奥深いですね。 また、お腹の中に卵があると腹割れがよりくっきりと目立つようになります。 もしメスのインコちゃんに突然くっきりとした縦筋が見えるようになったら、もしかすると産卵が近いのかもしれません。 そんな時は、卵詰まりなどのリスクに備えて、カルシウムを補ったり、巣材になるような紙を用意したりして、事前に環境を整えてあげましょう。 いかがでしたか? あの可愛い「腹筋」は、ただの可愛いポイントではなく、命を育む大切な役割を果たす場所だったんですね。 インコちゃんの身体にはまだまだ知らない秘密がたくさん詰まっています。 これからも、インコちゃんの魅力をたくさん発信していきますので、ぜひお楽しみに!

インコちゃんの産卵の前兆

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  1. 繁殖行動のストップ インコちゃんが繁殖期に入ると、まずは発情や求愛行動が見られるようになります。たとえば、お気に入りのおもちゃや飼い主さんの手に対して吐き戻しをしたり、羽を広げてアピールするなどの行動が目立ってきます。ですが、実際に産卵が近づくとこれらの繁殖行動がピタリと止まることがあります。まるでスイッチが切れたかのようにおとなしくなり、発情行動に見られた高いテンションが落ち着くことが多いです。この変化に気づけると、産卵のタイミングを予測しやすくなるかもしれません。 2. 餌を残す 産卵前のインコちゃんは、普段は食欲旺盛な子でも突然餌を残したり、食べる量が減ることがあります。これには個体差がありますが、卵を体内で形成している最中はお腹に違和感が出たり、体力を温存しようとするため食が細くなるとも言われています。ただ、産卵前の栄養不足は母鳥の体調を崩す原因にもなりますので、この時期は特に栄養価の高いペレットやボレー粉、カルシウム、ミネラルの補給が重要になります。必要に応じて小松菜や豆苗などの野菜も積極的に与えてあげましょう。 3. 落ち着く場所を探し出す いよいよ産卵が近づくと、インコちゃんは本能的に **「安心して卵を産める場所」を探すようになります。** 飼い主さんから見ると、急に普段とは違う場所でじっとしていたり、狭くて暗い場所に潜り込もうとする行動が目立ってくるでしょう。巣箱がある場合にはその中に入るようになりますし、ない場合でもカバンの中、カーテンの裏、家具の隙間、棚の奥などに潜り込もうとすることがあります。また、床に敷いた新聞紙をちぎって「巣作り」をするような仕草が見られることも。 この時期のインコちゃんは非常にナーバスになりやすく、普段は穏やかな子でも急に怒ったり、威嚇したりするようになる場合もあります。無理に抱っこしようとしたり、隠れ場所に手を入れたりすると、思わぬ反撃を受けることもあるため、そっと見守るようにしてあげましょう。 --- このように、インコちゃんの産卵には分かりやすい前兆がいくつかあります。 気づかずにいると、卵詰まりなどの重大な健康トラブルを見逃す原因にもなってしまうため、飼い主さんが日頃からインコちゃんの様子をよく観察しておくことがとても大切です。 しっかりケアして、産卵を安全に乗り越えられるようにしてあげましょう...

種類の違うインコちゃん同士でも子供は出来るの?

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  先日頂いたコメントで「異種同士では交尾しないの?」とコメントを頂きました。 そういえば考えたことがなかったなぁと思い、調べてみましたのでご報告させていただきますね。 結論からいうと「おおよそのインコちゃんは例え交尾したとしても犬のようなミックスインコちゃんは生まれない」ようです。 なぜミックスインコちゃんが生まれないのかというと、分類学上での「属」がそもそも違うからだそうです。 例えば同じインコちゃんでも、 セキセイインコちゃんはセキセイインコ属セキセイインコ種 コザクラインコちゃんはボタンインコ属コザクラインコ種 となるそうで、そもそも「属」が違うため成立しないということだそうです。 「属」が違うということは、例えると人間とゴリラほどの違いがあるということだそうです。見た目や大きさは似ていても、根本的な違いがあるということですね。 ですが、コザクラインコちゃんの近縁種であるボタンインコちゃんは、 ボタンインコ属ボタンインコ種 と「種」が違いますが「属」が一致しているため「種間交雑」ということが可能だそうです。 そして生まれてくるのは「ヤエザクラインコちゃん」です。 ですがこの「種間交雑」で生まれると、繁殖能力がなく子孫を残すことは出来なくなるそうです。 つまり、種が違うインコちゃん同士でも交尾は稀に成立することもありますが、仮に生まれたとしても次の世代には残念ながら繋がらないということです。 いかがでしたでしょうか? 私も全くわからないことだらけのことなので、もし説明が間違っているという事がありましたらご指摘頂ければ幸いです。

インコちゃんが悪い言葉を覚えやすい理由の考察

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 インコちゃんと生活をしていると、おしゃべりを覚えるのが得意なインコちゃんは、教えた言葉以外の言葉を覚えていてびっくりすることがありますよね。しかも、 悪い言葉ほど覚えやすい 傾向にあるようです。 そこで今回は、なぜインコちゃんは悪い言葉を覚えやすいのか、その理由を考察してみました。 インコちゃんは、最初に言葉を聞いた時点では、それが何を意味するかまでは理解していません。しかし、繰り返し聞くことで、その言葉が持つニュアンスや使用される場面を学び、なんとなく意味を理解していってくれるそうです。 また、インコちゃんは非常に観察力が高く、周囲の人間の反応にも敏感に反応します。たとえば「この言葉を使うと、飼い主さんが強く反応してくれる」ということに気づくと、その言葉により強い興味を持ちやすくなる傾向があります。 これが悪い意味の言葉の場合、インコちゃんに直接向かって言っているわけではないとしても、例えば「ばか」という言葉を家族の誰かが誰かに言ったとします。すると、言われた方は反論したり、怒ったり、通常の会話よりも 感情のこもった強い反応を返す ことが多くなりますよね? インコちゃんにとって、この「 感情のこもった反応が返ってくる 」ということが非常に重要で、「ばか」という言葉には飼い主さんがいつもよりもはっきりと、しかも面白い反応をしてくれると学習します。 その結果として、インコちゃんは悪い言葉を繰り返すようになり、知らぬ間に「毒舌インコちゃん」が誕生してしまう、ということなのではないかと思われます。 さらにこれは、テレビから聞こえてくる声や音にも同様に当てはまります。たとえ飼い主さん自身が特に教えようとしていなくても、テレビのセリフに対して、飼い主さんがクスッと笑ったり驚いたりするなど、無意識に何かしらの反応をしていると、それを敏感にキャッチしたインコちゃんは「この音に反応してくれる!」と理解して、一生懸命覚えようとするのです。 インコちゃんにとって、「飼い主さんが反応してくれる=嬉しい、かまってもらえる」という喜びにつながるのでしょうね。 インコちゃんの学習能力の高さ、そして人間とのコミュニケーションを心から楽しもうとしてくれている健気さには、本当に驚かされます。 今回の考察はいかがでしたでしょうか? あなたのインコちゃんも、いつのまにか飼い主さんの口癖を真似し...

コザクラちゃんの嫉妬するもの10選

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  コザクラインコちゃんをお迎えされた事がある飼い主さんは、パートナーと認めてくれたコザクラちゃんの可愛さにメロメロになると同時に、とんでもない嫉妬深さに驚かされることになりますよね。 今回はそんなコザクラインコちゃんが嫉妬してしまうものを10個ご紹介していきますね。 --- ①スマホ まずは王道、スマホです。 飼い主さんがスマホをいじっているだけで、視線が自分に向けられていないことに怒りを感じるのか、カチカチと画面を攻撃してきたり、手に登って奪い取ろうとしたり。 スマホは恋敵の代表格です。 --- ②リモコン テレビを見る飼い主さんに向かって、コザクラちゃんは視線で「やめて!」と訴えてきます。リモコン自体を攻撃することもあり、ボタンが外れるのも時間の問題かも? --- ③ペットボトル 飼い主さんが飲み物を手に取ると、ペットボトルの口を睨みつけたり、攻撃したりするコザクラちゃんも少なくありません。「私よりそれが大事なの?」という気持ちが伝わってくるようです。 --- ④家族 意外かもしれませんが、家族も嫉妬の対象になります。特にスキンシップをとる場面では要注意。飼い主さんが誰かと笑っているだけで不機嫌になることも。 --- ⑤ティッシュ 柔らかくて軽いティッシュは、実は格好の嫉妬対象。飼い主さんが鼻をかんだり、口を拭いたりしていると「それより私を構って!」と突撃してくるかもしれません。 --- ⑥ぬいぐるみ 見た目が似ていたり、飼い主さんが触っていると、コザクラちゃんは勘違いして攻撃対象にします。「私以外の鳥と遊ぶなんて!」という気持ちが強く表れます。 --- ⑦爪楊枝 地味ですが、爪楊枝をくわえていたり、食後に使っていると近づいてきて奪い取ろうとする子も。小さいものでも自分の邪魔をするなら許せないのです。 --- ⑧歯ブラシ 歯を磨いている間もずっとこちらを睨んでいたり、手に飛びついてきたりします。「その毛の束、私に構うべき時間を奪ってる!」とでも言いたげな目で見てきます。 --- ⑨本 読書タイムは落ち着きタイム…とはいきません。ページに飛び乗ったり、紙を齧ったりすることで「やめて!」と必死のアピールをしてきます。 --- ⑩おもちゃ 自分のおもちゃでさえ、時として敵になります。特に他の鳥用に買ったおもちゃや、新しいものは「それより私と遊んでよ!」と怒り...

インコちゃんの交尾について

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  気になりませんか? 今回はインコちゃんの生殖活動に関するお話になりますので、一部生々しい表現が入ることがあります。苦手な方はご視聴をお止めください。 インコちゃんの交尾方法は、雄と雌が相手の顔を見て向き合い、くちばしを触れ合わせます。突然始まるのではなく、お互いの意思確認が重要なんですね。 その後、雄が雌の背中に乗り、尾羽を広げて振動させながら、雌の尾羽に触れます。すると雌が足を広げ、雄の腰を揺すります。このような行動を繰り返し、交尾が完了します。 交尾中は、雄が鳴き声を発し、雌が頭を上下に振るなど、お互いにしっかりとコミュニケーションを取りながら行います。 ただし、交尾中に力が入り過ぎてしまうとケンカになることもあるようです。 ちなみに、インコちゃんの雄にはいわゆるおちんちんは存在せず、お互いの総排泄肛を擦り合わせることで交尾をしています。 いかがでしたでしょうか? インコちゃんの交尾はお互いにしっかりとコミュニケーションを取り、気持ちを確かめあいながら行われているなんてとても素敵ですよね。 --- 交尾の前兆と発情行動について 交尾の前段階では、発情期特有の行動が見られるようになります。たとえば、止まり木やおもちゃにまたがったり、頭を上下に振る、吐き戻しをするなどの仕草は、発情期の典型的な行動です。 飼い主さんの肩や手の上でこれらの行動を行う場合は、飼い主自身をパートナーだと思っている可能性もあります。 また、交尾が見られやすいのは、日照時間が長くなってくる春や秋。体調や栄養状態が良く、安心できる環境であれば、繁殖本能が高まり、交尾行動へとつながることが多いようです。 --- 発情行動と交尾を混同しないために インコちゃんの中には、交尾に至る前の発情行動だけを頻繁に行う子もいます。 そのような行動を過度に続けると「過発情」となり、卵詰まりや高エストロゲン血症など、さまざまな健康リスクにつながることもあります。 したがって、飼い主としてはインコちゃんの交尾を見守るだけでなく、発情行動が過剰にならないよう日照管理・食事管理・スキンシップの調整など、日常のケアを意識することが大切です。 --- 飼育下での交尾と繁殖の注意点 もし飼育下で交尾が見られ、実際に卵を産んだ場合には、適切な育児環境が整っているかどうかを冷静に確認する必要があります。 巣箱 や 偽卵...

インコちゃんが産卵した後に気を付けること~三選~

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  発情抑制に気をつけていても、産卵してしまうことはありますよね。 今回は、インコちゃんが無事に産卵した後に、どのようなケアをしてあげれば良いかを、3つのポイントに分けてご紹介させていただきますね。 --- ① 卵を取り上げない インコちゃんは一度に続けて5個ほど産卵することが多いです。 無精卵だからといって、その都度取り上げてしまうと、「あれ?まだ数が足りない!」と判断して、不足分をさらに産んでしまうことがあります。 この追加産卵は、インコちゃんにとって身体的に大きな負担となります。ですので、インコちゃんが納得するまで卵を温めさせてあげることが大切です。 --- ② 偽卵を置く https://amzn.to/40WemGO インコちゃんが1個産卵したタイミングで、偽卵を数個そっと置いてあげましょう。 偽卵とは、文字通り本物の卵に似せたダミーの卵のことで、これを使うことで、インコちゃんは「もう十分な数が揃った」と錯覚し、それ以上の産卵をやめることがあります。 これによって、身体への過剰な負担を防ぐことができるのです。 ペットショップやネット通販でも購入できますし、安全性の高い素材を使ったものを選びましょう。 --- ③ カルシウムやミネラルを与える インコちゃんは、産卵時に大量のカルシウムとミネラルを消費してしまいます。 そのまま補給されずにいると、次に産む卵が殻のない軟卵になってしまったり、骨密度の低下により骨折のリスクも高まってしまいます。 そのため、産卵後は特に以下のような補給を意識して行いましょう: ボレー粉(カキの殻) https://amzn.to/3INqP9B カルシウムサプリ https://amzn.to/46N7MpZ チンゲン菜や小松菜などの青菜類 https://amzn.to/3Iu6syg 健康な卵を作れる体を維持してあげることは、命を守る上でも重要なポイントです。 --- 最後に 産卵はインコちゃんにとって、命をかけた大仕事です。 とても小さな体で、一生懸命に卵を産む姿には感動すら覚えるほどですよね。 そんな大きな役目を果たしてくれたインコちゃんには、ぜひたくさん誉めてあげてください。そして、十分に栄養と休息をとらせてあげることで、体力を回復させてあげましょう。 一羽一羽に合った適切なケアを通じて、インコちゃんが健康で長生き...

インコちゃんの毛引きを抑える方法三選

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  1. 飼い主さんと一緒に遊ぶ 多くのインコちゃんはストレスが原因で毛引きを行うようです。特に楽しいことが大好きなインコちゃんは孤独や暇が大嫌いです。 なので放鳥の時には適度な運動や遊びを飼い主さんと一緒に行うことで、心も身体も整わせて、さらに信頼関係も築いていきましょう。 インコちゃんは飼い主さんの声や手のぬくもりが大好きです。遊びを通してコミュニケーションを取りながら、毛引きをする暇もないくらい楽しい時間を作ってあげてくださいね。 2. 栄養バランスの良い食事 インコちゃんの食事も考えてみましょう。鳥さんの中では味覚が発達しているインコちゃんにとって、毎日毎日同じ食事が延々と続くのは耐え難いストレスにもなります。 そのため、適度におやつや野菜を与えてあげることで「食の楽しみ」を教えてあげることも大切です。 ただし与える量には注意が必要です。人間のジャンクフードのように偏った食生活は体調不良やホルモンバランスの崩れを引き起こすこともあるので、あくまでバランス重視でお願いしますね。 与える野菜やおやつはインコちゃんにとって安全なものか事前に調べてから与えるようにしましょう。 3. 鳥かごの環境を整える 毛引きの原因が住環境にあることもあります。せまい鳥かごだったり、清潔さのないかごはインコちゃんのストレスになります。 丸洗いは難しくても、うんちなどは毎日掃除して清潔な環境で過ごしてもらいましょう。 また、止まり木やおもちゃの設置も大切です。適度にかじったり動き回ったりできる環境にすることで、インコちゃんの心も落ち着きます。 新しく広い鳥かごに住み替えてもらう場合には、お引っ越しで余計なストレスを与えてしまわないよう、徐々に慣らしてあげましょう。 最初は新しいかごのそばに今のかごを置いて様子を見せてあげたり、おもちゃだけ先に移しておくなど、ちょっとした工夫も効果的です。 --- インコちゃんはとても繊細で、そして飼い主さんのことが大好きな生き物です。 毛引きという行動の裏にはたくさんの感情や訴えが隠れています。 すぐに原因を特定するのは難しいこともありますが、ひとつひとつ丁寧にインコちゃんと向き合っていけば、きっと改善の道は見えてきますよ。 https://amzn.to/40hCi7p  

世界一長生きしたセキセイインコちゃんの話

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  皆さんは、セキセイちゃんはどのくらいの寿命があるか知っていますか? 諸説ありますが、ある統計によると5~8年前後が平均だということです。 もちろんこれは「平均」ですので、産まれてすぐに亡くなる子も含まれていますし、反対に10年、15年と生きたご長寿セキセイちゃんも含まれていると思います。 セキセイちゃんの15歳を人間に例えると、なんと120歳を越える長老インコちゃんということになるそうです。 この年齢になるまで大切に育ててこられた飼い主様のことは、本当に尊敬します。 ではここで、気になるのは「世界一長生きしたセキセイインコちゃん」のことですよね。 一体、何歳まで生きたと思いますか? 記録に残っているものとしては、 なんと―― 29歳2か月も長生きしたセキセイインコちゃんがいるそうです! 人間に換算すると、恐らく200歳を軽く越えているであろう、まさに大長老です。 まさかセキセイちゃんがここまで長生きするなんて、本当に驚きですよね。 この偉業を成し遂げたのは、1948年のイギリスに生まれ、1977年まで飼育されたチャーリー君という男の子のセキセイインコちゃん。 このチャーリー君は、イギリスのギネス記録にも登録されています。 こんなにも長く、元気に生きてくれたセキセイちゃんの存在は、まさに「世界の不思議」と言えるのではないでしょうか。 もちろん、ここまでの長寿は奇跡に近いものかもしれませんが、少しでも健康で長生きしてもらえるよう、私たち飼い主が日々できることをしていきたいですね。 あなたのセキセイちゃんも、元気で長生きしてくれますように🍀 インコちゃんの健康管理に https://amzn.to/4eM5qcM

インコちゃんが毛引きをしてしまう理由三選

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 インコちゃんが毛引きをしてしまう理由三選 インコちゃんが自分の羽をむしってしまう「毛引き」。とても心配になりますよね。今回はその理由として考えられるものを三つご紹介いたします。 --- 1. 飼育環境のストレス 飼育環境が悪く不衛生な状態、例えば、かごに動き回れる十分な広さがなかったり、掃除がされておらずとても汚れている状態が続くとストレスを感じて毛引きをすることがあります。インコちゃんはとても繊細な生き物です。人間からすると少しのことでも、インコちゃんにとっては大きなストレスになってしまうことがあります。かごの中に安心できる場所があるか、騒音が多すぎないか、空気がこもっていないかなども、よく見直してみてくださいね。 --- 2. 皮膚のトラブル インコちゃんは耐え難い痒みを引き起こす皮膚病にかかったり、ダニなどに寄生されていると、痒みから逃れたいために毛引きをしてしまうことがあるそうです。鳥さんは「かゆい」と言葉に出せないので、羽をむしることでしか対処できないのかもしれません。かゆみの原因は、ダニのほかにも、栄養バランスの悪さ、アレルギー、乾燥など様々です。ちょっとでも異変を感じたら、早めに鳥を診られる動物病院で診察を受けてくださいね。 --- 3. 楽しみのない生活 インコちゃんが部屋に独りぼっちであり、かごの中にもおもちゃなどの遊んだりする楽しみもない状態が続くと、インコちゃんの感情の起伏がなくなってしまいます。そんなあまりにも退屈な状態が続くと、毛引きを引き起こしてしまいます。人と話すことやおもちゃで遊ぶことができない生活は、まるで感情のスイッチを切られたようなもの。鳥さんにとって「毎日のちょっとした刺激」はとても大切なのです。ぜひ、声をかけたり、新しいおもちゃを入れてみたり、放鳥の時間を作ってみてください。 --- 毛引きにはこれら以外にもさまざまな原因がありますので、これがそうだ!とハッキリとわからないことが多いですが、一つ一つ原因を探って対応してみて下さいね。 あなたのインコちゃんが少しでも穏やかに、そして幸せに過ごせますように。

インコちゃんの口臭のお話

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 インコちゃんの口臭のお話 皆さんはインコちゃんの口臭について気にしたことはありますか? あまり意識されることの少ない話題かもしれませんが、実はインコちゃんの健康管理の中でも「口臭」は重要なサインのひとつなのです。 もし、これまで一度もインコちゃんの口臭を気にしたことがないという方がいらっしゃれば、ぜひこの機会にそっと匂いを嗅いでみてください。鼻を近づけて、ふわっと息を吐き出すタイミングで確認するとわかりやすいです。 なぜインコちゃんの口臭を気にする必要があるのかというと、それは「においによって病気の有無が分かる」からです。 インコちゃんには「そのう(嗉囊)」という器官が喉元あたりにあります。これは、食べた物を一時的にためておく袋のような構造で、インコちゃん特有の消化器官です。このそのうが炎症を起こしてしまうと、「そのう炎」と呼ばれる状態になります。 そのう炎になると、インコちゃんの口臭がいつもとは違ってきます。具体的には「酸っぱい」「腐敗臭のようなキツイ匂い」になることが多いです。これはそのうの中で細菌や真菌などが繁殖してしまっていることが原因です。 一方で、健康なインコちゃんの口臭はほとんど「無臭」か、飼い主さんによっては「ほのかに甘い香り」「あたたかい穀物のようなにおい」などと感じる方もいます。 もちろん、口臭の原因が必ずしもそのう炎とは限りません。口の中の傷やくちばしの異常、消化不良、内臓の疾患なども原因になり得ます。だからこそ、いつものインコちゃんのにおいを知っておくことが非常に大切なのです。 また、口臭以外にもインコちゃんの様子に以下のような変化が見られたら注意が必要です: 口をパクパクしている 首を振るような仕草を繰り返す 吐き戻しの頻度が異常に多い ごはんを食べているのに体重が減っている こうした変化がある場合は、すぐに小鳥専門の獣医さんに相談しましょう。 インコちゃんの体はとても小さく繊細です。ちょっとした異変も、早めに気づいてあげることが命を救うことにつながります。 普段から「口臭を含めた五感」で、インコちゃんの健康状態を感じ取ってあげましょう。 あなたのインコちゃんの口臭はどんな匂いがしましたか? 「お米の香りみたい」「あたたかい毛布の匂い」「まったく無臭だった」などなど、ぜひコメント欄で教えてくださいね。 愛するインコちゃんの健康を守...

インコちゃんをお迎えする前に確認すること〜三選〜

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 インコちゃんをお迎えする前に確認すること〜三選〜 新しい家族としてインコちゃんのお迎えを考えている方に、事前にぜひ確認していただきたい大切なことを三つにまとめてみました。 1. インコちゃんってどんな生き物? まず、インコちゃんをお迎えする前に「どんな生き物なのか?」という基本的な知識をしっかりと身につけておきましょう。 セキセイインコやコザクラインコ、オカメインコなど、種類によって性格や鳴き声の大きさ、必要なお世話の内容にも違いがあります。 また、鳥さん特有の身体のつくりや、習性、感情表現などについても理解しておくと、実際にお迎えしたときに「なんでこんなことをするんだろう?」と不安にならずに済みます。 本やネットで調べたり、実際にインコちゃんを飼っている方のSNSやブログを見たりするのもおすすめです。 知らなかった一面に出会えることも多く、それだけでとってもワクワクしてきますよ! 2. インコちゃんが診れる病院はどこ? インコちゃんをお迎えしたら、まず最初に「健康診断」を受けるのがとても大切です。 特にペットショップからお迎えした場合、すでに病気を持っていることもあるため、早めに獣医さんに診てもらうことをおすすめします。 しかし、犬猫とは違い、鳥類を診てくれる動物病院はまだまだ少ないのが現状です。 いざというときに慌てないように、あらかじめご自宅の近くにある鳥類専門の動物病院をいくつかリサーチしておきましょう。 夜間診療や緊急対応が可能かどうかもチェックしておくと安心ですね。 3. そもそも私の性格との相性は? 実はこれがなによりも大切なポイントかもしれません。 インコちゃんはとっても可愛い存在ですが、その反面、飼育には独特の難しさや覚悟が必要です。 たとえば── 鳴き声が意外と大きい 毎日の世話が必要で長期旅行が難しい トイレのしつけはできない 噛まれると結構痛いこともある こういったことにストレスを感じやすい方は、正直に向き合ってみてください。 「かわいい」だけでは乗り越えられないこともあります。 実際に、思っていたよりも大変だった…という理由で手放されてしまうインコちゃんがいるのも事実です。 お迎えの前に、落ち着いて考えてみましょう 動画やSNSで見る可愛いインコちゃんの姿は、飼い主さんとの生活の“ごく一部”を切り取ったものです。 その裏には毎日の...

インコちゃんのもふチリ

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 インコちゃんのもふチリ 今回はインコちゃんの、もっふもふのおちりの魅力についてたっぷりとご紹介していきたいと思います。 まず、インコちゃんのおちりについての基本知識から。インコちゃんに限らず、鳥さんのおちりには「総排泄腔(そうはいせつこう)」という名前がついています。これは体の中で3つの管が合流している構造で、人間とは大きく違う特徴の一つです。 その3つとは: 1. 消化管(うんちが出てくるところ) 2. 生殖輸管(卵を産んだりする生殖に関わるところ) 3. 輸尿管(おしっこに相当するものが出てくるところ) この3つが1つにまとまって、おちりから出てくる…という、実に効率的な仕組みなんですね! さて、そんな高度な器官を持つインコちゃんのおちり、通称「もふチリ」ですが、見た目の可愛さも抜群。 まんまるで、ふわっふわで、左右にふわっと羽毛が膨らんで、もはや見るだけで癒やされます。 中には羽毛がすこーし薄くなっている子もいて、そんなときは中のおちりがうっすらと見えることも。 このときに呼吸や力みに合わせてきゅっと動く様子が…もう、たまらなく愛らしい。 そして注目すべきは、うんちをするときの仕草です! ちょっと腰を落とすような姿勢になったかと思えば、ぶわっと羽を広げて体勢を整え、プルプルっとおちりが震える… 見ているこちらもなぜか緊張してしまいます(笑)。 ただ、インコちゃんの飼い主あるあるとして、この「うんち予告の儀式」に見惚れてしまい、うっかり至近距離で観察し続けた結果……顔面に着弾してしまうなんて事件も。 ですが、それすらも「もう!かわいいんだから!」と笑って済ませられるのが、インコちゃんの魔力なんですよね。 うんちの色や形状、回数はインコちゃんの健康状態を知る大切なバロメーターでもあります。 なので、可愛いからといって愛でるだけではなく、ちゃんと観察して健康管理に役立てるのが飼い主さんの務めでもあります。 皆さんのインコちゃんのもふチリには、どんな魅力がありますか? よろしければ、ぜひコメント欄でその愛を語ってくださいね! 可愛いだけじゃない、奥深いインコちゃんのもふチリの世界。 これからもたくさんの愛を注いで、健康に、そして楽しく暮らしていきましょう!

インコちゃんが病気を隠す方法

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 インコちゃんが病気を隠す方法 昨日の動画では、インコちゃんが病気を隠す理由についてお伝えさせていただきましたが、今回はその続きとして、「実際にどのようにして病気を隠しているのか」について詳しくご紹介していきたいと思います。 インコちゃんは非常に賢く、同時にとても繊細な生き物です。群れの中で「弱っている」と見なされると生存に不利になるため、本能的に不調を隠そうとする行動を取るのです。それでは、インコちゃんが病気を隠す具体的な方法を3つ見ていきましょう。 --- 1. エサを食べたフリをする インコちゃんは体調が悪くて食欲がなくても、飼い主さんに見られているときにはあたかも元気にごはんを食べているかのように振る舞うことがあります。クチバシをパクパク動かして「食べてるよ~」とアピールしているので、実は殻を口に入れて捨てているということも。 こういった様子を見て、「よく食べてるね、元気だね」と安心してしまいがちですが、中身を全く食べていないということもあるため、要注意です。食器の中をよく観察すると、殻ばかりが残っていることがありますので、定期的に確認してあげてくださいね。 --- 2. 飼い主さんが見ていると元気を装う これは非常に多くの飼い主さんが「まさかそんなことが…」と思われるポイントだと思います。インコちゃんは、たとえ身体がしんどくても、飼い主さんが見ている時には元気に振る舞おうとします。 それは、信頼している大好きな飼い主さんに心配をかけたくないのか、あるいはただ本能的に「弱っているところを見せてはいけない」と感じているのかもしれません。 「こんなに元気にしてるのに病気なわけがない」「しんどいならじっとして動かなくなるはず」と思ってしまいがちですが、演技している可能性があることを、頭の片隅に置いておくと良いでしょう。 --- 3. 羽毛で隠す これはインコちゃんが意図的に隠しているというよりは、自然とそうなってしまう現象です。インコちゃんは寒かったり、体調が悪くて体温が下がってきたりすると、身体を暖めようとして羽毛をふくらませます。 この膨らんだ姿が、「最近太った?」と見えることがあるため、飼い主さんが気づかずに見過ごしてしまうケースもあります。 でも、実際に体重を測ってみるとガリガリに痩せているということも少なくありません。ふくらんで見えるからといって...

インコちゃんが病気を隠す理由三選

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  いつ見ても元気にごはんを食べて、遊んで、楽しそうにしているインコちゃん。 つぶらな瞳でこちらを見つめ、いつも通りにさえずってくれる姿に、つい「今日も元気だな」と思ってしまいますよね。 でも、それは本当に元気なのでしょうか? 実は、インコちゃんは体調が悪くても、それを隠してしまう傾向があると言われています。 見た目ではなかなか判断がつかないのが、インコちゃんの難しいところ。 今回は、インコちゃんがなぜ体調不良を隠そうとするのか、その理由を3つご紹介します。 どれも、インコちゃんの健気で愛らしい性格が垣間見えるものばかりです。 --- 1. 生存本能の為 インコちゃんが野生で生活していたときには、弱っているということを敵に知られると、真っ先に狙われてしまうという危険がありました。 そのため、たとえ病気であっても体調が悪いことを悟られないように、本能的に隠す行動をとるようになったと考えられています。 これは、インコちゃんだけでなく、野生動物全般に共通する本能でもあります。 人間に飼われて安全な環境にいる現代のインコちゃんでも、この生存本能はしっかり残っているのです。 --- 2. 仲間にも知られたくない インコちゃんは群れで暮らす動物です。 そのため、自分が弱っているということを仲間に知られた場合、群れの中での立場が悪くなるのではないか…という心配を抱いています。 これはあくまで一説ですが、インコちゃんはとても繊細で、社会性のある生き物です。 飼い主さんの中には「最近ちょっと元気がない気がするけれど、声は出ているし…」と様子を見てしまうこともあるかもしれませんが、それでも必死に元気なふりをしている可能性があります。 大好きな飼い主さんに「嫌われたくない」「心変わりされたくない」と感じて、一生懸命隠そうとする姿は、本当に健気ですよね。 --- 3. 誇りの為 インコちゃんにも誇りがあります。 自分の身体が健康であることは、インコちゃんにとってとても大切なことなのです。 だからこそ、体調が悪いと知られるような態度をとることは、インコちゃん自身の誇りを傷つけることにつながります。 それがゆえに、あえて弱みを見せずに、堂々と振る舞おうとするのです。 まさに小さな身体に、大きなプライドを持っている…そんな姿勢が感じられます。 --- こんなにも健気に元気を装うインコちゃ...

インコちゃんの過発情で起こりえる病気~三選~

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 インコちゃんの過発情で起こりえる病気~三選~ インコちゃんをお迎えする上で、避けることがなかなか難しい「発情」。 春や秋など気温や日照時間の変化がある時期には、特に発情傾向が強まる子も多く見られます。 しかし、この発情をそのまま放置してしまい「過発情」と呼ばれる状態になってしまうと、インコちゃんの体には大きな負担がかかり、健康を脅かす深刻な病気を引き起こすこともあるのです。 今回は、そんな「過発情」によって起こりうる病気を3つご紹介していきます。 --- 1. 毛引き症 過発情によって興奮状態が続くと、インコちゃんは自分の羽をついばんだり、引き抜いたりする「毛引き行動」を始めてしまうことがあります。 この行動は単なるクセではなく、精神的ストレスやホルモンバランスの乱れが原因になっていることも多いです。 羽毛が抜けるだけではなく、皮膚が見えてしまったり、炎症や出血を引き起こすこともあり、そこから感染症につながるリスクもあるため注意が必要です。 --- 2. 卵詰まり(卵塞) 女の子のインコちゃんが発情すると、体内で卵を作るようになります。 しかし、過発情によって何度も続けて卵を作ってしまったり、体調が整っていない状態で産卵を続けると、卵が卵管内に詰まってしまう「卵詰まり」が起こることがあります。 卵がうまく出てこないと、腹部に圧迫感や痛みが生じ、場合によっては命に関わる危険な状態になることもあります。 特に、小型のインコちゃんにとっては非常に大きなリスクです。 --- 3. 高エストロゲン血症 過発情によって性ホルモンが過剰に分泌されると、「高エストロゲン血症」と呼ばれる状態になることがあります。 これは、エストロゲンというホルモンの影響で、血液中のたんぱく質や脂質の濃度が異常になるもので、肝臓や心臓への負担を増やすなど、さまざまな体調不良の引き金となります。 このような状態が長く続くと、インコちゃんの体は慢性的な不調に陥ってしまい、病気に対する抵抗力も弱まってしまいます。 --- インコちゃんに長く健康で幸せに暮らしてもらうためには、発情を抑えるための工夫がとても大切です。 たとえば、日照時間を調整する、鏡やぬいぐるみなどの発情を刺激するアイテムを減らす、発情対象になっている飼い主さんとの関わり方を見直すなど、さまざまな対策があります。 あなたのご家庭では...

狂愛の使徒 コザクラインコちゃん

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 狂愛の使徒 コザクラインコちゃん 飼い主に全てを捧げるコザクラインコちゃんは、まさに狂信的とも言える愛情を注いでくれる存在です。常に飼い主さんの姿を追い求め、片時も離れようとはしません。 例えば、少し席を立とうものなら、たとえ食事のまっ最中であっても、すぐに気配を察知し、「どこに行くの!?」とばかりに肩に飛び乗ってきます。その執着心は、時にほほえましくもあり、時に驚くほどです。 スマホを手に取ろうものなら、視線を奪う恋敵とでも思っているのか、敵意むき出しで指にガブリ!ご主人様の気を引こうと、あの小さな体で全力の抗議をしてきます。「撫でられているのはスマホなの!? 私じゃないの!?」とでも言いたげな表情に、思わず笑ってしまうことでしょう。 さらには、布団の中にこっそり隠れても、わずかな隙間を見つけて潜り込んできては、「構って! 触って!」とギャギャギャ!と鳴きながら熱烈な自己主張。寝るどころではありません。コザクラちゃんにとって、飼い主さんの存在こそがすべてなのです。 家を出ようとすれば、「この世の終わりか!?」とばかりに叫び声をあげて引き止めにかかります。そして、帰宅した瞬間には、まるで何年も会えなかった恋人に再会したかのような勢いで大騒ぎ。ケージに張り付き、「出せ出せ!」と激しく鳴いて猛アピール。扉を開けた瞬間、体当たりのような勢いで飛び込んできます。 このようなコザクラちゃんと暮らすということは、あなたの自由な時間はほぼ消え去ることを意味します。彼らは猛烈にあなたを束縛し、四六時中愛を注ぎ、常に関わりを求めてきます。 でもそのぶん、得られる愛情は本物で濃密。まさに"狂愛"と呼ぶにふさわしい深さです。 さて、それでもあなたは、そんなコザクラインコちゃんをお迎えしたいと思われますか? インコちゃんのアイドルこちら!

インコちゃんが足を引っかけて怪我をしやすいもの ~三選~

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 インコちゃんが足を引っかけて怪我をしやすいもの ~三選~ インコちゃんの愛らしいちいさなおみ足。自由に飛び回っている時も、ちょこちょこと歩いている時も、ついつい目で追ってしまうほど可愛いですよね。 しかし、そんなインコちゃんの小さな足はとても繊細。家庭内にも、思わぬ場所で怪我をしてしまう危険が潜んでいます。 今回は、インコちゃんが足を引っかけて怪我をしやすいものを三つご紹介します。 --- 1. カーテン カーテンは掴まりやすく、インコちゃんにとっては格好の遊び場所ですが、生地によっては爪が引っかかりやすいものもあるので注意しましょう。とくにレースカーテンや織りの粗い布地は、爪が引っかかって身動きが取れなくなる危険があります。興味を持って中に入り込んでしまうこともあるので、放鳥中はカーテンに登らないよう工夫が必要ですね。 --- 2. ソファーやクッション ソファーやクッションには、縫い目などに爪を引っかける可能性があります。インコちゃんが隙間に入り込んだり、布の縫製の部分に爪を引っかけてしまったりすることで、足のケガにつながってしまうこともあります。また、インコちゃんがくつろいでいることに気づかずに倒れこむなどする事故も多いので、放鳥中はとくに要注意です。ソファー周辺ではインコちゃんの動きを見逃さないようにしましょう。 --- 3. カーペットやラグ 床を歩き回ることも多いインコちゃんにとって、ケバケバしたカーペットに引っかけてしまうことも多いです。特に爪の長いインコちゃんや、換羽期でバランスが不安定になっている子にとっては、よりリスクが高まります。手触りのさらっとした生地や、ループ状になっていないラグを選ぶと安全性が上がります。 --- まとめ インコちゃんが生活する中で怪我をする可能性のあるものには、飼い主として常に注意を払い、インコちゃんが安全に過ごせる環境を整えてあげたいですね。 日々の観察と、ちょっとした工夫がインコちゃんの健康と幸せに繋がります。 それでは、インコちゃんライフ、楽しみましょう!😊✨✨ オススメの爪切りはこちら!

インコちゃんのおめめについて

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 インコちゃんのパッチリおめめ、かわいいですねぇ。 クリクリしていて、じっと見つめてくるその視線には、不思議な魅力がありますよね。 あの目で見つめられると、つい顔がほころんでしまうという飼い主さんも多いのではないでしょうか? 今回は、そんなインコちゃんの「おめめ」にまつわる、ちょっと驚きのエピソードを3つお届けさせていただきますね。 --- 1. 暗いところでも見える 「鳥目」なんて言葉がありますが、実はインコちゃんは暗い場所でもある程度よく見えていると言われています。 人間と同じか、場合によってはそれ以上に視認性が高いこともあるとか。 夜の室内や、カーテンを閉めた薄暗いお部屋の中でも、ものにぶつからずにスイスイ移動できる姿を見ると、「見えているんだなぁ」と実感しますよね。 意外かもしれませんが、インコちゃんは夜でも意外としっかり観察しているのです。 --- 2. 近くも遠くもよく見える 小さな体で華麗に飛び回るインコちゃん。 実は、遠くのものも近くのものも、どちらもクリアに見ることができる優れた視力を持っているそうです。 たとえば、お部屋の端にあるお気に入りのおもちゃを見つけて飛んでいったり、飼い主さんの手の上の小さなシードをピタリとついばんだり。 これらは、目の焦点を素早く切り替えられる「遠近両用」の視力のおかげなんですね。 普段何気なく見ているその行動のひとつひとつに、驚くような視覚能力が隠されているんです。 --- 3. 人間には見えない景色を見ている インコちゃんの視界には、私たち人間には見えない「紫外線」や「赤外線」が見えていると言われています。 つまり、私たちの知らない「もうひとつの世界」を彼らは見ている可能性があるんです。 紫外線のパターンによって羽の鮮やかさを認識したり、仲間の健康状態を察知しているとも言われていて、「色」や「光」の感じ方が人間とはまったく違うというのが興味深いですよね。 私たちにはただの白い羽に見えていても、インコちゃん同士には違って見えているかもしれません。 --- いかがでしたでしょうか? インコちゃんのことを知れば知るほど、その魅力は深まっていきますね。 見た目の可愛さはもちろん、体のしくみや行動に隠された「インコちゃんのすごさ」を知ると、ますます愛おしくなってしまいます。 そんなインコちゃんの魅力をこれからも一緒に...

インコちゃんが齧ると危険なもの

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 【ひたすら齧るインコちゃん、かわいいですねぇ】 インコちゃんが一心不乱に何かを齧っている姿、ついつい見入ってしまうほどのかわいさですよね。 でも、その齧っているものが危険なものであれば大変なことになってしまう可能性もあります。 今回は、インコちゃんが齧ると危険な家庭内のものを3つご紹介します。 --- 【1. 電気コード】 インコちゃんはコード類を見つけると、細長い形状につい興味を持って齧ってしまいます。 しかし、電気コードを噛みちぎろうとすると感電のリスクが非常に高くなります。 感電によるやけどや命にかかわる事故もあり得るため、放鳥中は絶対にインコちゃんがコードに近づけないように注意が必要です。 コードは保護カバーをつけたり、インコちゃんの届かない場所にまとめてしまうなど、対策を行いましょう。 --- 【2. 観葉植物】 部屋の彩りや癒しのために飾られている観葉植物ですが、実はインコちゃんにとって毒性のあるものも多く存在します。 ポトスやディフェンバキア、アイビーなどは代表的な有毒植物です。 家にある植物の名前がわからない場合には、「Googleレンズ」などのアプリを使えば、写真を撮るだけで簡単に名前を調べることができるので活用してみましょう。 観葉植物はインコちゃんの放鳥スペースから遠ざけるか、別室に移動させるのが安心です。 --- 【3. 洗剤や袋入り商品の容器】 袋や箱状のものは、インコちゃんにとって噛み応えがあり楽しい遊び道具のように感じることがあります。 しかし、その中身が洗剤や漂白剤、入浴剤などの場合、うっかり中身を口にしてしまえば大変危険です。 特に洗剤の袋などは柔らかく破りやすいため、放鳥中には必ず目の届かない場所へ移動させておきましょう。 --- いかがでしたでしょうか? 家庭の中にはインコちゃんにとって齧ると危険なものがたくさんあります。 すべてをなくすことは難しくても、放鳥中は目を離さず、できるだけ一緒に遊んであげることが一番の予防策になります。 『ながら放鳥』をせず、インコちゃんとの大切な時間を目一杯楽しんで過ごしましょう。 保存やシェアをして、いざというときすぐに見返せるようにしておくのもおすすめですよ! https://amzn.to/4nz9KAs