インコちゃんが病気を隠す理由三選
いつ見ても元気にごはんを食べて、遊んで、楽しそうにしているインコちゃん。
つぶらな瞳でこちらを見つめ、いつも通りにさえずってくれる姿に、つい「今日も元気だな」と思ってしまいますよね。
でも、それは本当に元気なのでしょうか?
実は、インコちゃんは体調が悪くても、それを隠してしまう傾向があると言われています。
見た目ではなかなか判断がつかないのが、インコちゃんの難しいところ。
今回は、インコちゃんがなぜ体調不良を隠そうとするのか、その理由を3つご紹介します。
どれも、インコちゃんの健気で愛らしい性格が垣間見えるものばかりです。
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1. 生存本能の為
インコちゃんが野生で生活していたときには、弱っているということを敵に知られると、真っ先に狙われてしまうという危険がありました。
そのため、たとえ病気であっても体調が悪いことを悟られないように、本能的に隠す行動をとるようになったと考えられています。
これは、インコちゃんだけでなく、野生動物全般に共通する本能でもあります。
人間に飼われて安全な環境にいる現代のインコちゃんでも、この生存本能はしっかり残っているのです。
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2. 仲間にも知られたくない
インコちゃんは群れで暮らす動物です。
そのため、自分が弱っているということを仲間に知られた場合、群れの中での立場が悪くなるのではないか…という心配を抱いています。
これはあくまで一説ですが、インコちゃんはとても繊細で、社会性のある生き物です。
飼い主さんの中には「最近ちょっと元気がない気がするけれど、声は出ているし…」と様子を見てしまうこともあるかもしれませんが、それでも必死に元気なふりをしている可能性があります。
大好きな飼い主さんに「嫌われたくない」「心変わりされたくない」と感じて、一生懸命隠そうとする姿は、本当に健気ですよね。
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3. 誇りの為
インコちゃんにも誇りがあります。
自分の身体が健康であることは、インコちゃんにとってとても大切なことなのです。
だからこそ、体調が悪いと知られるような態度をとることは、インコちゃん自身の誇りを傷つけることにつながります。
それがゆえに、あえて弱みを見せずに、堂々と振る舞おうとするのです。
まさに小さな身体に、大きなプライドを持っている…そんな姿勢が感じられます。
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こんなにも健気に元気を装うインコちゃん。
飼い主としては、もし「いつも通り」に見えても、体重の変化・食事量の変化・糞の異常など、普段とは違う小さなサインを見逃さないようにしたいですね。
少しでも「何かおかしいな」と感じたら、早めに病院で診てもらい、適切な治療を受けさせてあげてください。
それでも、もし気づいてあげることができなかったとしても、どうか自分を責めないでくださいね。
インコちゃんは、大好きな飼い主さんに絶対に知られたくなくて、必死に隠し通したのです。
インコちゃんの気高い姿と心意気を、どうか優しく受け止めて、たくさん褒めてあげてくださいね。
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