インコちゃんが産卵した後に気を付けること~三選~
発情抑制に気をつけていても、産卵してしまうことはありますよね。
今回は、インコちゃんが無事に産卵した後に、どのようなケアをしてあげれば良いかを、3つのポイントに分けてご紹介させていただきますね。
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① 卵を取り上げない
インコちゃんは一度に続けて5個ほど産卵することが多いです。
無精卵だからといって、その都度取り上げてしまうと、「あれ?まだ数が足りない!」と判断して、不足分をさらに産んでしまうことがあります。
この追加産卵は、インコちゃんにとって身体的に大きな負担となります。ですので、インコちゃんが納得するまで卵を温めさせてあげることが大切です。
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② 偽卵を置く
インコちゃんが1個産卵したタイミングで、偽卵を数個そっと置いてあげましょう。
偽卵とは、文字通り本物の卵に似せたダミーの卵のことで、これを使うことで、インコちゃんは「もう十分な数が揃った」と錯覚し、それ以上の産卵をやめることがあります。
これによって、身体への過剰な負担を防ぐことができるのです。
ペットショップやネット通販でも購入できますし、安全性の高い素材を使ったものを選びましょう。
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③ カルシウムやミネラルを与える
インコちゃんは、産卵時に大量のカルシウムとミネラルを消費してしまいます。
そのまま補給されずにいると、次に産む卵が殻のない軟卵になってしまったり、骨密度の低下により骨折のリスクも高まってしまいます。
そのため、産卵後は特に以下のような補給を意識して行いましょう:
ボレー粉(カキの殻)
カルシウムサプリ
チンゲン菜や小松菜などの青菜類
健康な卵を作れる体を維持してあげることは、命を守る上でも重要なポイントです。
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最後に
産卵はインコちゃんにとって、命をかけた大仕事です。
とても小さな体で、一生懸命に卵を産む姿には感動すら覚えるほどですよね。
そんな大きな役目を果たしてくれたインコちゃんには、ぜひたくさん誉めてあげてください。そして、十分に栄養と休息をとらせてあげることで、体力を回復させてあげましょう。
一羽一羽に合った適切なケアを通じて、インコちゃんが健康で長生きできるようサポートしていきたいですね。


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