インコちゃんが病気を隠す方法

 インコちゃんが病気を隠す方法



昨日の動画では、インコちゃんが病気を隠す理由についてお伝えさせていただきましたが、今回はその続きとして、「実際にどのようにして病気を隠しているのか」について詳しくご紹介していきたいと思います。


インコちゃんは非常に賢く、同時にとても繊細な生き物です。群れの中で「弱っている」と見なされると生存に不利になるため、本能的に不調を隠そうとする行動を取るのです。それでは、インコちゃんが病気を隠す具体的な方法を3つ見ていきましょう。




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1. エサを食べたフリをする


インコちゃんは体調が悪くて食欲がなくても、飼い主さんに見られているときにはあたかも元気にごはんを食べているかのように振る舞うことがあります。クチバシをパクパク動かして「食べてるよ~」とアピールしているので、実は殻を口に入れて捨てているということも。


こういった様子を見て、「よく食べてるね、元気だね」と安心してしまいがちですが、中身を全く食べていないということもあるため、要注意です。食器の中をよく観察すると、殻ばかりが残っていることがありますので、定期的に確認してあげてくださいね。



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2. 飼い主さんが見ていると元気を装う


これは非常に多くの飼い主さんが「まさかそんなことが…」と思われるポイントだと思います。インコちゃんは、たとえ身体がしんどくても、飼い主さんが見ている時には元気に振る舞おうとします。


それは、信頼している大好きな飼い主さんに心配をかけたくないのか、あるいはただ本能的に「弱っているところを見せてはいけない」と感じているのかもしれません。


「こんなに元気にしてるのに病気なわけがない」「しんどいならじっとして動かなくなるはず」と思ってしまいがちですが、演技している可能性があることを、頭の片隅に置いておくと良いでしょう。



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3. 羽毛で隠す


これはインコちゃんが意図的に隠しているというよりは、自然とそうなってしまう現象です。インコちゃんは寒かったり、体調が悪くて体温が下がってきたりすると、身体を暖めようとして羽毛をふくらませます。


この膨らんだ姿が、「最近太った?」と見えることがあるため、飼い主さんが気づかずに見過ごしてしまうケースもあります。


でも、実際に体重を測ってみるとガリガリに痩せているということも少なくありません。ふくらんで見えるからといって体調が良いとは限らないのです。



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インコちゃんの健康を守るために


こうしたインコちゃんの異変になるべく早く気づくためには、日々の観察が何より大切です。可能な範囲で構いませんので、


毎日の食事量


体重の変化(できれば定期的に測定)


糞の量や形、色、においの状態



などをしっかり観察する習慣をつけておくと、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。


元気そうに見えても、少しでも「いつもと違うな」と思ったら早めに病院を受診することで、インコちゃんの命を守れるかもしれません。日々の小さな気づきが、なによりの愛情ですね。



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