インコちゃんが悪い言葉を覚えやすい理由の考察

 インコちゃんと生活をしていると、おしゃべりを覚えるのが得意なインコちゃんは、教えた言葉以外の言葉を覚えていてびっくりすることがありますよね。しかも、

悪い言葉ほど覚えやすい傾向にあるようです。


そこで今回は、なぜインコちゃんは悪い言葉を覚えやすいのか、その理由を考察してみました。



インコちゃんは、最初に言葉を聞いた時点では、それが何を意味するかまでは理解していません。しかし、繰り返し聞くことで、その言葉が持つニュアンスや使用される場面を学び、なんとなく意味を理解していってくれるそうです。


また、インコちゃんは非常に観察力が高く、周囲の人間の反応にも敏感に反応します。たとえば「この言葉を使うと、飼い主さんが強く反応してくれる」ということに気づくと、その言葉により強い興味を持ちやすくなる傾向があります。


これが悪い意味の言葉の場合、インコちゃんに直接向かって言っているわけではないとしても、例えば「ばか」という言葉を家族の誰かが誰かに言ったとします。すると、言われた方は反論したり、怒ったり、通常の会話よりも感情のこもった強い反応を返すことが多くなりますよね?


インコちゃんにとって、この「感情のこもった反応が返ってくる」ということが非常に重要で、「ばか」という言葉には飼い主さんがいつもよりもはっきりと、しかも面白い反応をしてくれると学習します。


その結果として、インコちゃんは悪い言葉を繰り返すようになり、知らぬ間に「毒舌インコちゃん」が誕生してしまう、ということなのではないかと思われます。


さらにこれは、テレビから聞こえてくる声や音にも同様に当てはまります。たとえ飼い主さん自身が特に教えようとしていなくても、テレビのセリフに対して、飼い主さんがクスッと笑ったり驚いたりするなど、無意識に何かしらの反応をしていると、それを敏感にキャッチしたインコちゃんは「この音に反応してくれる!」と理解して、一生懸命覚えようとするのです。


インコちゃんにとって、「飼い主さんが反応してくれる=嬉しい、かまってもらえる」という喜びにつながるのでしょうね。


インコちゃんの学習能力の高さ、そして人間とのコミュニケーションを心から楽しもうとしてくれている健気さには、本当に驚かされます。


今回の考察はいかがでしたでしょうか?


あなたのインコちゃんも、いつのまにか飼い主さんの口癖を真似していませんか? もし「それ言ってたの、私だ……」と思い当たる節があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!




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